税理士も司法書士も社労士も登録即入会制度が取られています。
その他の士業もそういった制度が多いと思います。信用第一の商売ですので、こうした強制入会の元、仕事をモニタリングしていくのは必要だと思います。
ただ私の場合、この登録というのがなかなかに大変でした。 過去の免許はく奪みたいに、どうしても登録できないような事情があるような場合には試験に受かっていても登録できず、仕事もできないわけで。
通常の登録手続きは、面接1回と書類審査ですが、私の場合、司法書士と税理士の登録で2回の面接がありました。面接内容は詳しく書きませんが、司法書士は1人対9人、税理士は1人対3人で結構重々しい感じですね。別に犯罪とかやましいことがあるわけでもなく、無事登録はできましたが、やはり緊張しましたね。ただ、やはりこうした経験を通して、士業というのはつくづく責任のある仕事なんだと実感しました。 試験よりも登録の方が大変なんじゃないかなんて思いました。それは冗談ですが、
登録申請をされる方で、もし2回目の面接が設定されても、後ろめたいことがなければ、毅然として面接に臨んでください。面接の内容は人それぞれでしょうが、内容がしっかりしていれば相手にも伝わります。
逆にどうしても登録できないようならいったん取り下げるのが賢明かもしれません。「職業選択の自由の侵害だ!」なんてふりかざしても、そこはやはり公益的な仕事です。しっかり公益を守れるような人間でないと登録させてもらえないのは仕方ないのかもしれないです。
税理士と司法書士の2つで追加面接をしたのは私くらいかな、なんて思って、書かせていただきました。
受験されている方は、こんな後のこと考えないで受験合格に向けてがんばってください!
司法書士・税理士・社会保険労務士・行政書士
2012年の開業以来、国際的な相続や小規模(資産総額1億円以下)の相続を中心に、相続を登記から税、法律に至る多方面でサポートしている。少しでも相続人様の疑問や不安を解消すべく、複数資格を活かして相続人様に寄り添う相続を心がけている